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身代わりH

第11章 *勉強・・・っ?!

あたし達に挟まれたテーブルが、キシ、と唸って、お兄ちゃんの唇がようやく離れていった。




「…っはぁ…っ」




…ドキン、ドキン…




抑え切れない甘い熱が吐息となってあたしの唇から零れる。




お兄ちゃんは、クス、と意地悪く笑って言った。




「続き…してやるよ…望み通りにな」



「-!…」




そして、あたしの腕をグイと掴むと、




「こっちへ来い」




と手招きされた。




…えっっ///




お兄ちゃんはずい、と体を後ろにずらして両足を開くと、その間にぽっかり空いたスペースをぽん、と叩いた。




「いいから来いよ」

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