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身代わりH

第12章 *ご褒美

「っはぁ、はぁ…」




…あれ?




あたし…。




ビクン、ビクン…。




何度か大きく肩を揺らしながら息を整え、何となく体の異変を感じた。




…なんで…?
いつのまにか…泣いてた…。




お兄ちゃんはニュルッ、と生々しい音を立てながら指を引き抜き、




「…そんなに気持ちよかったのか?…潮吹きながらイくなんて」




と言って笑った。




「-えっっ!」



「…ほら。オレの袖まで…こんなだ」

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