身代わりH
第12章 *ご褒美
けれどもお兄ちゃんは顔色ひとつ変えずに言い放つ。
「おまえに拒否する権利あると思ってるのか?人が勉強教えてるってのに体濡らして待ってるようないやらしい奴にはお仕置きが必要なんだよ」
「-っっ…」
「早くこいよ。-命令だ」
「-……っ」
有無を言わせぬ強い眼差しで見据えられ、あたしは乱された洋服を仕方なく脱ぎ捨て、恐る恐るお兄ちゃんの体を膝立ちで跨いだ。すると、
「違う。逆だ…おまえはオレの足の方を向け」
-えっ?
いまいち何をしたいのかわからないまま、180度方向転換する。
「そうだ…今からオレの言うとおりにしろ」
スッ、と後ろからお兄ちゃんの両手が伸びて来て、あたしの腰を引き寄せた。
「…やっ!」
「おまえに拒否する権利あると思ってるのか?人が勉強教えてるってのに体濡らして待ってるようないやらしい奴にはお仕置きが必要なんだよ」
「-っっ…」
「早くこいよ。-命令だ」
「-……っ」
有無を言わせぬ強い眼差しで見据えられ、あたしは乱された洋服を仕方なく脱ぎ捨て、恐る恐るお兄ちゃんの体を膝立ちで跨いだ。すると、
「違う。逆だ…おまえはオレの足の方を向け」
-えっ?
いまいち何をしたいのかわからないまま、180度方向転換する。
「そうだ…今からオレの言うとおりにしろ」
スッ、と後ろからお兄ちゃんの両手が伸びて来て、あたしの腰を引き寄せた。
「…やっ!」