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身代わりH

第16章 *…実行






-そして…今。




『上下、下着つけずに登校。それくらいするなら考えてやる』




お兄ちゃんのその言葉を真に受けたあたしは、言葉通り、制服の下は何も付けていなかった。




-絶対、おかしいよね。




-こんなことおかしいって…自分でもわかってるのに…もう我慢できない。




ひとりHで自分を抑えようとしたけど、結局逆効果だった。




余計にお兄ちゃんの温もりが欲しくてたまらなくなって。




…お兄ちゃん…。




早く…あたしを見て。




いつもみたいに強い視線で意地悪なこと言って。




強引に抑えつけて、壊れるくらい掻き回して…。

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