身代わりH
第19章 *広まる噂
新谷くんは悔しそうにユミちゃんを睨み付けた。ユミちゃんはふん、と鼻を鳴らして続ける。
「百歩譲って雅が男子更衣室にいたとしても、窓は塞いであるんだから中で誰が何してたかなんてわかんないハズでしょ?確実な証拠もないのに淫乱呼ばわりしないでよ」
ユミちゃんの言葉に、男の子達がうっと怯んだ。
けど新谷くんだけは負けじと笑って言い返す。
「けど、オレは聞いたぜ~?ソノ時みてーな喘ぎ声と、ミシミシ机が揺れる音!」
「マジかよ?」
と隣の松嶋くん。
「マジマジ」
「あー、オレも聞きたかったなぁ、その声」
「『やめてぇ、先輩ッ』ってか?」
周りの男子も口々におどけた声を出して嘲るように笑った。
…サイアク…。
「百歩譲って雅が男子更衣室にいたとしても、窓は塞いであるんだから中で誰が何してたかなんてわかんないハズでしょ?確実な証拠もないのに淫乱呼ばわりしないでよ」
ユミちゃんの言葉に、男の子達がうっと怯んだ。
けど新谷くんだけは負けじと笑って言い返す。
「けど、オレは聞いたぜ~?ソノ時みてーな喘ぎ声と、ミシミシ机が揺れる音!」
「マジかよ?」
と隣の松嶋くん。
「マジマジ」
「あー、オレも聞きたかったなぁ、その声」
「『やめてぇ、先輩ッ』ってか?」
周りの男子も口々におどけた声を出して嘲るように笑った。
…サイアク…。