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身代わりH

第21章 *消えない温もり

「ユミ…ちゃん…あたし…」




ユミちゃんの顔だけじゃない。




視界が全て…白くなっていく。




「…あたし…もう…無理…」




そこまで言うと、ぐらりと視界が歪んだ。




「-雅?!ねぇ、雅?!」




あたしを呼ぶユミちゃんの声も次第に遠くなって…あたしは意識を手放した。

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