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身代わりH

第6章 *滴る水

キャミソールがたくしあげられ、露になった白い胸の膨らみに、少し日焼けした長い指が食い込んでいる。




ちゅ、ちゅっ…。




うなじや肩、背中にいくつも口付けながら、お兄ちゃんはキャミソールを取り去ってしまった。




羞恥に身を捩ると、楽しそうに眺めるお兄ちゃんと鏡越しに目が合ってしまって余計恥ずかしくなる。




「目、逸らすなよ…」




「…っ…ぁ…ん」




「…ほら見ろよ…ココ…乳首こんなに尖ってる」




ゾクッ-。




鏡ごしに目を合わせて意地悪く笑うお兄ちゃんの顔と、耳元で囁く低い声。




それと強めに摘まれた乳首の快感…それが一気に体を突き抜けて眩暈がする。




「…ゃ…んんっ」




そしてお兄ちゃんは片手を下へ滑らせて、再び2本の指をあたしの体に埋め込んだ。




「-っぁ…ぁぁっ-」

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