
可愛いアイツ(^з^)-☆
第10章 Ⅹ 可愛いアイツ
次の日の昼休み
楓を連れて野球部の部室に向かった
キャプテンに代々合鍵は渡していて、学校には隠れて所持していた
今朝、現キャプテンに適当な訳を言って貸してもらった
中に入って楓を椅子に座らせる
向かい合って自分も座わった
『楓、昨日は逃げてごめんな…
俺いつも楽な方に逃げてばっかりだ…
ごめん、俺…
人と揉めるのとか苦手で上手く適当に流してばっかでさぁ…優しくてクールとか皆は言うけど俺、
…駄目な奴なんだ…
楓の事本気に好きだったでも、気が付いたんだ
俺の事大切に想ってくれている順の事
今では、大切なんだ…
好きとかそんな簡単な言葉で伝えられないぐらい
大切…俺、絶対に順の事は諦められない本気で想ってるんだ』
真っ直ぐ楓を見る
