
可愛いアイツ(^з^)-☆
第10章 Ⅹ 可愛いアイツ
覚悟したんだ!
スゥ-っと大きく息を吸う
心臓がおかしくなって上手く声が出ないかも…
でも、
『順、お前が好きだ俺、俺、順しか考えられない
何回だって何処でだって言い続ける順が嫌だって言っても‥もう諦めない俺、』
「ばっ馬鹿!涼二!来い」
話の途中で割り込んできて、グイグイ俺を引っ張って教室を出た
教室は、ガヤガヤ滅茶苦茶になってる
やっぱりな…でも、良いんだ
「騒ぐなよ!別に良いだろ
誰を好きだって構わないだろ!
俺は、良いと思うし、応援する
お前ら、面白がってんじゃないよ」
クラスから楓の声がする
