可愛いアイツ(^з^)-☆
第3章 Ⅲ 止まらない
軽くチュッと音をたてて頬っぺたに
キスを落とす
楓の目線に合わせる…
じっと見つめ
目が合う…
少しボーッとしている楓に、精一杯の気持ちを伝える…
冷静になれて良かった…
聴いているのか解らないが伝えないと行けない…
『楓…俺お前が好きなんだ
今だけ俺のモノになって…
少しだけで良いんだ!楓の温もりが
欲しい…
もう困らせたりしない…
明日からは楓が許してくれるなら…
……友達で…いて欲しい…
側に居させて…お願い』
菊ちゃんの言葉が、真っ白な頭に
溶け込んでくる…
優しく…震える声
が何故か俺をドキドキさせる
菊ちゃんの気持ちが俺を包んで…
離さない…拒絶出来ない!