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可愛いアイツ(^з^)-☆

第3章 Ⅲ 止まらない




別の言葉を望むなんて・・・



楓が向こうを向いて「そうだな」と
言った言葉が…

俺の胸が激しく傷んだ…馬鹿だな



直ぐ近くにある楓の後ろ姿が…


遠くなる

手を伸ばしても、どんなに掴もう
としても指先さえ届かない


自分の手を眺めグッと握り締めた





暗やみの中で強く目を閉じ


泣きそうな顔の二人がいた




一睡も出来ないと…


思っていたが、疲れには勝てない



夢の中に引きずり込まれる……



―――――
―――――――







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