君がいるから
第8章 覚えてる!?
「じゃ、いただきまーす♪」
一口食べてはメモをして
たまに天井を見たりしながら
何か真剣に書いている
「何やってるの?」
「あ…すみません…感想というか、練習というか…」
「レポート…?」
「そんな感じですね…言葉を選んで、そのときの気持ちや見たもの聞いたものを言葉で表現するというか…それを読んだ人が、見てみたい食べてみたい…と思ってくれるような…そんな文章を書きたいんです」
キミはすごく真っ直ぐな目で
しっかりとした表情で話す
いい顔だ
キミにスタジオで名前を聞いたときの
あの一生懸命な顔だ
俺が
キミを好きになった瞬間の
表情だ
キミから仕事のことを
こんな風に聞いたのも初めてだったし
何よりも
キミが饒舌なことにもびっくりだった
いつも電話では「うん」「はい」
くらいだったもんね…
そんなキミが
前よりもっと好きだって思う
一口食べてはメモをして
たまに天井を見たりしながら
何か真剣に書いている
「何やってるの?」
「あ…すみません…感想というか、練習というか…」
「レポート…?」
「そんな感じですね…言葉を選んで、そのときの気持ちや見たもの聞いたものを言葉で表現するというか…それを読んだ人が、見てみたい食べてみたい…と思ってくれるような…そんな文章を書きたいんです」
キミはすごく真っ直ぐな目で
しっかりとした表情で話す
いい顔だ
キミにスタジオで名前を聞いたときの
あの一生懸命な顔だ
俺が
キミを好きになった瞬間の
表情だ
キミから仕事のことを
こんな風に聞いたのも初めてだったし
何よりも
キミが饒舌なことにもびっくりだった
いつも電話では「うん」「はい」
くらいだったもんね…
そんなキミが
前よりもっと好きだって思う