ドリームSEXカフェ
第8章 好奇心の向こう側
ギィ…バタン…
―――――――――――…
え?…ここって…教室?
「…はい…高橋…真夏(マナ)さん?席に着いてください」
いや…教室に見えるけど…違う?
『は…はい…』
慌てて席に着くが…
この先生…見たことない…
「はい…初めましてですね?今日から二週間、教育実習生として、この小学生に赴任することとなりました。黒渕 文人(クロブチ フミト)です。ヨロシクお願いします。」
『はい…』
教育実習生…か…
私の頭の中って…こうなってたの?
まあ…悩み事の…相談なら…先生が一番って頭の片隅にあるのかも…
親や兄には絶対…言えないし…
私の頭の中の…しかも、会うこともない教育実習生なら…聞きにくいこともない…
「さて、僕も…初めて教壇に立つので…何を喋ればいいのか…
質問とかあれば聞きますよ?」
教室には二人だけだし…
『…黒渕先生?』
ん?と身を乗りだた
『…あの…………変な質問していいですか?』
「な〜に?何でも聞いて」
恥ずかしいな…でも…
モヤモヤして…塾だって休んじゃったし!!!
『あの!!!兄の部屋で…変な本を見たんですが!!!あれは…なんですか?』