テキストサイズ

ドリームSEXカフェ

第8章 好奇心の向こう側


―――――――――――…


……



『…ここ………、は!今…何時ですか?』



少女は慌てて時間を聞いた…



『…さて、ここには…時計はございませんので…ごめんなさいね…』




『…私…寝ちゃったんですか?』



少女に微笑むと…なぜか、来た時に比べて…モヤモヤが消えた顔をしていた…


ジュースを差し出すと…

ありがとう…とつぶやき…ストローで飲んだ…



『…悩みは…解決しましたか?』


質問すると…


少し考えて…


『…多分……』


『そうですか…』



少女はジュースを飲み干すと…



店を出ていった…











ギィ…バタン…





少女が店を出て数分後…


奥の扉から…一人の男性が出てきた…





『…いかがでしたか?』


声をかけると…はっと声に反応した…



カウンター席に座ると…

少し…ぼーっと…していた


『コーヒー…どうぞ?』


コーヒーを目の前に出すと…
ゆっくり…話しはじめた…


「……子供…好き…だとは…思ってたけど…
俺…やっぱり…あんな願望があったんだな…
…夢…でよかったよ…
さすがに…夢でも…小さい少女に…最後まではできなかったよ……」



コーヒーの香りが漂う店内で…青年は頭を抱えた…


罪悪感…快感…道徳観…欲望…


彼の頭の中は…パニックだろう…



「…俺…自分を押さえれるかな…

……明後日から…教育実習で…小学校の先生になるのに…」




ストーリーメニュー

TOPTOPへ