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ドリームSEXカフェ

第9章 視線の快楽




撮影をしながら…


俺達は会話をした…



「…大渡さんは…見合い…するの?」



カシャ



『…はぁ…たぶん…
上司の手前…』


カシャ



「…好きな人とか…いないの?」


カシャ



『…いません…つーか…本気で好きになった人なんて…いません。』


カシャ



「ふ〜ん…俺もかな?
セックスに苦労した事ないし…惹かれた女もいなかったしな…」



カシャ



『周りの女は…俺の肩書きばかり見てたな…』


カシャ
「…今の顔…儚い感じでいいね…」



『…ちゃんと撮ってください!』




カシャ…


「ふっ…怒った顔も…いいね………新一…」



ドキッ!!!



『は!!!何…』



カシャ…シャッターを押され…


ドキッとした…

いきなり名前を呼ばれ…
動揺してしまった…



『いきなり…名前呼ばないでください』




「…だってさ…
新一…どんどん綺麗になっていってさ…
新発見って感じ…」



レンズ越しの熊谷の目が…真剣で…

俺もレンズを見つめた…



『…バカな事言ってないで…仕事しろ!』



なんだよ…ドキドキが…止まらなくなってきた…



やべ…顔まで赤くなってきた…



カタ…


熊谷はカメラから離れて…

俺の所に来て…

髪を触った…



『!!!!!!なっ』



ビクンと体が固まった…


「…顔…赤いぞ…緊張しすぎ…」




前髪をそっと掻き分け…

指が頬に触れた…




ドキドキが!!!な?





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