ドリームSEXカフェ
第13章 選択の手紙
「いやいや!
で、ホテルから一緒に出てきたのが!!!
あいつの…6歳?5歳?年上の兄貴でさ……」
更に小声になった杉田に…若干疑いの目線を贈った…
「なんでお前が阿部小百合さんの兄貴だと断言するんだよ…年上の彼氏かもしれんぞ?」
だよな…クラスも別の女子の家族構成を杉田は把握しているのか?
「いや…俺、阿部と中学一緒でさ、地元一緒なんだよ。中学生の時から人気あってさ…俺の初恋の子…的な…で、中学の時、自宅に行って告白しようとして…兄貴が出てきて…告白未遂…みたいな…」
「…中学生の杉田…イタいな…」
「…淡い思い出さ……」
遠い目をした杉田に笑いながら、話を続けた…
「だから、俺が阿部の兄貴を見間違う訳がない!!!」
と…言うことは…
「阿部小百合さんは…実の兄貴と…体の関係って事なのか?」
杉田がコクンと大きく頷いた…
俺の中でタブーとされていた行為を…現実世界でやっていた人がいることにビックリした…
俺の中で…姉さんの体が一瞬過ぎった…
「しかし、たまたま一緒にいただけだろ〜」
信じ難い事だし…ありえないと思いたかった…