ドリームSEXカフェ
第13章 選択の手紙
阿部小百合は杉田が言うように…可愛い顔をしていた
彼女は…どんな気持ちで…兄貴と体を重ねているんだろう…
知りたくて…
放課後…
フラフラと…街を歩いた…
いつもと違う道を通り、使ったことのない路地を曲がる…
「ここ…どこだ?」
考え事してると…迷子になるな…
キョロキョロと辺りを見渡すと…
目の前から…
阿部小百合が…歩いてきた…
ドキッ…
「…阿部…ちょっといいか?」
俺は…阿部小百合に声をかけた
『…えっと…』
阿部小百合はいきなり声をかけられ…警戒はしていたが、同じ学校の制服とすぐに気がつき、ニコッと微笑んだ
『何か?』
「俺、杉田の友達で畠山勇気(ハタケヤマ ユウキ)って言います。」
杉田と言う名前に微笑んでいた顔が…スッ―っと無表情になった…
『……昨日の事とか?杉田君に聞いたの?』
「え…ぇまぁ」
俺はそう答える事しか言えなかった…
『………何?何が目的!』
は?阿部小百合は何を言いだすんだ?