ドリームSEXカフェ
第13章 選択の手紙
店員は微笑み
『阿部様は綺麗に成長されましたね。』
『オーナーはあの頃から変わりませんね…
また、来れるとは思いませんでした。』
阿部とカフェオーナーだと言う二人の会話は俺にはちんぷんかんぷんで…
出された水を飲みながら…店内を見渡した
『阿部様…ごゆっくり』
『どうも…』
会話が終わりオーナーはカウンターに戻って行った…
「中二ぶりって…結構前からあったんだな、このカフェ…」
阿部は水を一口飲み…深呼吸をした
『で…畠山君は、私に何か聞きたい事でもあるんですか?』
キリッとした目で見つめられ俺は少し怯んでしまった…
「いや…杉田の話しだと…昨日…兄貴と……」
『お兄ちゃんとホテルに行ったわよ。』
言うのをためらい、どうにかオブラートに包み会話をしようとしていた俺の言葉を…阿部はストレートに言い放った。
「あ…あっ」
『それが聞きたかったんじゃないの?』
「……あぁ。」
『体の関係はどうかって事なら…中二から関係はあったわ。』
「は?中二から!!!」
『そっ…中二から…』
俺は唖然とした…
中二から兄貴とセックスする関係…
「どうして…そうなった?」
『どうして……か……』