ドリームSEXカフェ
第13章 選択の手紙
俺達は…ベッドに横になり…ハァハァと呼吸をととのえていた…
こんなに激しく誰かを抱いた事がない俺は、汗までかいていた…
『勇気…すごかったね…
すごく…気持ち良かった…』
「…姉さん…俺も…」
ズキン―――――…
ズキン―――…
ズキン!!!
幸せで胸がいっぱいなのに…
苦しい…
姉さんの顔が…見れない…
体は…姉さんと抱き合い満足している…しかし、
心は…姉さんと抱き合った事に不安を感じている…
俺は……
欲望だけで…姉さんを抱いた…
阿部は…セックスした後の感情で考えろと言った…
今…
俺は……
酷く・・・・・・・・後悔している
ズキン、ズキンと…
心が…罪悪感で…押し潰されそうだ・・・・・・・・・・・・・
情けない…
俺は…姉さんをギュッと抱きしめた…
姉さんの手が背中まわされ、優しく背中を撫でてくれた。
「勇気…泣いてる?」
・・・・・・・・・・言われて・・・・気がつく…
俺は…泣いていた…