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ドリームSEXカフェ

第16章 図書室の鍵

夕暮れから…時間がたち…

空は暗くなっていた…


旧校舎は暗く…静けさだけがそこにあった…


俺は…石田を待ったが…現れなかった…


「…俺…何やってるんだよ」


時計を見ると…夕飯時を過ぎている…流石に帰ろうとした…


その時…廊下の奥から…話し声が近づいてきた…



「・・・・だよ・・・な・・・・」


『はい…では…』




内容は聞こえなかったが…歩いて来たのは…



石田葉子と…
数学教師の湯沢(ユザワ)

だった…



『じゃぁ…先生、次回も頑張って入札してください。』


「あぁ…次も、値が跳ね上がりそうだな…
じゃぁな…勉学も怠るなよ?また、図書室で…」



俺は…下駄箱の影に隠れて…出ていけなかった…



不思議な会話…

値?

上がる?


図書室で?






さっきまで…図書室には…誰もいなかった…?


鍵がかかってた…はず…




嫌な予感がした…


暗い図書室に…あの二人はいた…




変な空想が…頭を支配した…




そんな…馬鹿な…


石田は…そんな…子ではない!!!



俺が見ている石田は…






思春期独特な…妄想が…石田を侮辱する…



靴を履きかえ…石田は…校舎を後にしたが…


…俺は……動けなかった…


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