ドリームSEXカフェ
第17章 ルージュの唇
「波希は…現実の自分の体好き?」
俺の質問に波希はキョトンとしていた
『…好き…かな…。
昔はきらいだったけどね…』
そう言うとヘヘヘと笑いながら毛布から顔だけ出した。
「…いじめとか?」
『うん、やっぱりハーフって…普通とは違うし。
背は高いし、目の色も違うし、髪の色も…今もね…黒髪や黒い瞳、低い背には憧れるの…おかしいでしょ?』
俺は波希を抱き寄せ…パサつく髪を撫でた…
『陸?』
「不思議だ…リアルの波希も魅力的だけど…今の波希は、話してみると可愛くて…もっと波希を知りたくなる」
撫でた髪に俺は唇を近すけキスをした。
『////陸////』
「波希は…頑張りやさんなんだな。
だから…頑張り過ぎると、悪夢の中の体になっちゃうぞって…警告してるのかもよ?」
『誰が?』
「自分自身が…なか?」
俺は波希を抱きしめ…安心させるように囁いた…
「波希は…今のままで十分綺麗だし魅力的だ…自分を追い込むな。
髪も、瞳も、唇も、肌も、全て波希の一部だし…恥じる事はないよ。」
『…陸…私…』
俺は髪を撫でながら…波希の瞳を除きこんだ…
『私…頑張り過ぎてたの?』
「多分ね…体が悲鳴をあげていたんだよ…
リラックスしな…波希…」
俺は…ゆっくり、波希にキスをした…
チュッ…『//////』
「照れてる、可愛い」
チュッ…チュク―――
不思議と波希の唇は柔らかく…カサカサは気にならなかった…
クッチュ…ンッチュ…
唇の隙間から…舌を出し波希の唇をなぞる
『あっ…ん』
ゆっくり唇を開き…俺の舌を招き入れた…