ドリームSEXカフェ
第20章 ロミオとジュリエット…
バタン―――――――…
俺は長く続く廊下をまっすぐ歩く…
…ここ…
俺は一つのドアの前で足を停めた
ドアノブに手をかけ、回す…
ギィ―――…
「・・・・・・・・」
俺が入ったドアの部屋は…
社長室?
兄貴の…会社の…社長室…
兄貴が座る、社長の椅子やデスク…
来客用のソファ…
「…兄貴の?オフィス?」
ガチャ…
「おぅ、澪…来てたのか」
後ろのドアから入ってきたのは…
俺の兄貴…
相馬グループの長男…
生まれたときから人の上に立つ事を教えられ…
祖父から続く、相馬家の事業を引っ張っていく人間。
俺と、3歳しか年が離れていないが…
兄貴として…尊敬していた…
そして…
男として…
好きになった……人…
俺は…
兄貴が…好き…なんだ…