テキストサイズ

ドリームSEXカフェ

第20章 ロミオとジュリエット…




「澪、聞いたぞ!
婚約おめでとう。これで、俺の会社にも、大きなバックアップがついたよ」




兄貴の笑顔が…
俺の心にチクリと刺さった…



「ああ…、これで兄貴の会社も大きくなるな」



…俺は…兄貴の役に立った…



それだけで嬉しかった…



でも、好きな兄貴に…気づいて欲しい…


俺の…気持ち…




「澪?どうした?
結婚の日取りとか悩んでるのか?」



「違う…」



「おかしな奴だな?」



俺は兄貴に…気づいてほしかった…




「俺は…兄貴のために…結婚する。
兄貴のためなら何でもする。危ないことだってする覚悟はできてる…」



「澪?」



「兄貴が…好きだから…
兄弟ではなく…一人の人間…男として…好きだから…」




「み…ぉ」




兄貴は、一歩さがって…うろたえた…



「まて、澪…好きって…お前…
ゲイ…なのか?
結婚!!!澪!お前、女ダメなのか?
婚約…して…!!!女は抱けないのか!!!婚約破棄は!!!致命的だ!!!今更!!!」




「兄貴…弟が必死の告白をしたのに、会社の心配かよ…」



兄貴は…そうゆう男だ…



「大丈夫、向こうのお嬢さんとは、すでにSEXしてる。相性はいいほうだよ…
女が抱けない体じゃない…」



ストーリーメニュー

TOPTOPへ