ドリームSEXカフェ
第28章 天使の赤い羽根
「そうなんだ…血糊…好きなんだ」
彼は小さく笑うと
一枚のDVDを渡してきた
「これ、最近のイチ押し…
“赤い羽根の天使”
君にピッタリ…見る?」
綺麗なパッケージだったが裏面は…私好みの残虐なシーンが沢山あった
『見たい…です。』
私は彼と二人でDVDを観賞することになった
映画は…
誰からも愛されていた天使が、自分の中の黒い部分に支配されていく
と言うないよう…B級オカルトと映画だったが
天使が人々を誘惑し…殺し会いをさせる場面は…正気の沙汰ではなかった…
人々の悲鳴…血しぶき…生々しい手首や腹わた…
久しぶりのオカルト映画は…興奮した…ゾクゾクした…
セックスが…したくなった…