私と飼い主のはなし
第8章 過酷な一日
「日向、顔赤いよ?風邪ひいたの?」
「う、うん、…大丈夫」
六限目は体育の時間だ。
一日がとても長かった。
ただ座って授業を受けるだけなのにこんなに大変だなんて…
体操着に着替えると友達が目を丸くして私を見た
「ひ、ひなた…もしかして、下着つけてないの?」
やばい、ばれてしまった。
慌てて前を隠すがもう襲い。
「じ、実はね…朝急いでて忘れてたんだ…」
「まじでー?!ほんとおっちょこちょいなんだからー!」
とっさに思いついた言い訳でなんとか誤魔化せた。
友達にまで私の趣味がばれたら生きていけない…
別にすきで下着を付けてない訳ではないのだけれど…
「でもそれはさすがにやばいって、体操着の上って生地薄いし一目見ただけでばれちゃうよ?」
「そ、そうかな?」
すぐに自分の姿を鏡で確認したところ、思いのほか乳首の形が透けていて驚いた。
サイズの小さめなTシャツは胸を強調させていてしょうじきえっちだ。
それにまだばれてないけどブルマの下も何も履いてなくてちょっとだけお尻がはみ出てる。
動いたりしたら食い込んじゃうにちがいない
そんな姿をクラスメイトに見られるなんて、恥ずかしいけど…それでも私は想像するだけで興奮してしまったのだ。
(下着を忘れたっていう口実があるんだから、別に変態だとか思われないよね?)
そう自分に言い聞かせて、私は外に向かった。