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私と飼い主のはなし

第8章 過酷な一日

もうすぐ私の走る番だ。
走り終わった人達はコースの横側に立って走る人達を見ていた。
きっと私も見られるだろう。
私のおっぱいが男の子達に見られちゃうんだ…

走り終わった人達の中で久城くんもいて目があった。
遠くからでも久城くんの楽しそうな顔がわかる。
カーッと身体が熱くなってしまった。


「おい、次藤野さんの場んだぞ」

「しっかり頭に焼き付けておかなきゃな」

「ちょっと!男子達あんまりみたら日向可哀想でしょ!」


私の前の人が走りだして、ついに私の番がやってくる。
スタートラインに立って、いつまでも隠していられないので腕を下ろす。


(やだ…ほんとにくっきり乳首のカタチわかる…)


恥ずかしくて顔をあげられない。
けど、隣の男子が私のおっぱいをガン見してるのはわかった。


「いちについてー!」

ついに私の番だ。
その場にしゃがみこんで脚を前後に出す。
きっと小さめのブルマがくっきりとカタチを浮き出してるのが後ろの人にもわかるだろう。


「よーい!」

(あっ…おしりに食い込んじゃう…)


お尻をきゅっと上げると同時にブルマが余計に食い込んだ間隔がした。
チラッと後ろを見ると男子達はわたしのおしりをガン見していた。
もう、恥ずかしくて死んじゃいそう。

ピストルの音が響くと同時に私は地面を蹴った。



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