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王子と剣士とお姫様。

第1章 『幼なじみ。』

花村南子、つばきが恋してる相手。
南子は特別かわいいって訳じゃない。
でも、性格が良いからモテる。
つばきも、あの性格の良さでやられたんだと思う。

つばき:はぁ~~。他の男にとられねーかなー…
紅雨:…じゃぁ告ればいいじゃん。
つばき:…そーだな。うん、そーする。

私は…、ズルイ女だ。
南子は、他に好きな人がいるって知ってるのに…
つばきが南子にフラれたらいいと思ってる。

つばき:紅雨、ありがとな。
紅雨:…うん。

つばきの言葉が胸につきささる。
どうしてつばきは私の気持ちに気付いてくれないの…?

紅雨:もー、モテ男がそんな顔しない!

つばきはモテる。
多分学年1だと思う。
そして、元女たらし。

つばき:南子ちゃんだけだって。俺の中身を見てくれたのは。
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