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私のオネエちゃん

第2章 再会



真子「もうすぐ…大会だったよね?」

海斗「覚えてたんだ」

真子「当たり前でしょう!!幸と一緒に
応援に行くから」

海斗「ありがとう、待ってる」

真子「うん」

海斗「…なあ…真子」

真子「?」

海斗「真子は…もうやらないのか?陸上
あんなに好きだったのに…長距離は無理
でも短距離なら…」

恭平「真子!!」

真子「!?」



その時
何故か恭平の声が聞こえた
こんなところに恭平がいるはずがない
きっと空耳
そう思ったが…



恭平「…」

真子「お兄ちゃん!!何で…」

海斗「お兄ちゃん?えっ!?でも…」

恭平「…誰」

真子「えっ?あぁ彼は友達の山本海斗君
海斗、私のお兄ちゃん、ほらっお父さん
が再婚するって前に話したじゃん」

海斗「あぁ…はじめまして」

恭平「どうも」

真子「…」



傘を二本
待っている事から
どうやら真子に傘を届けに来てくれたよ
うだ
朝とは違う
かわいらしい格好で…


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