私のオネエちゃん
第2章 再会
真子「何着てこうかな?」
幸「楽しそうだね」
真子「楽しいよ!!だって…」
幸「大好きなお兄ちゃんとのデートだも
んね」
真子「うんっ!!って別にデートじゃ…
ただ買い物にねっ」
幸「それを世間ではデートって言うのよ
どうする?告白でもされたら?」
真子「幸!?」
幸「ごめんごめん」
真子「…もう」
デートじゃない
ただ久しぶりに一緒に買い物に行くだけ
昔みたいに…ただそれだけ…
でも…
真子「…」
幸「でもちょっとは期待してたり?」
真子「そんな事」
幸「報告、待ってるからね」
真子「…うん」
デート
ではなく買い物
それでも久しぶりに恭平とのお出かけに
真子の心は高鳴っていた
しかし
真子はまだ知らなかった
久しぶりの恭平との楽しいはずの買い物
が
あんな悲しい結果に
なろうとは…
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恭平「ただいま」
由美子「恭平、ちょっと…」
恭平「何」
由美子「わかってると思うけど…真子ち
ゃんの事は…」
恭平「…わかってるよ」