私のオネエちゃん
第14章 別れの時
幸「今日で三日目か」
ケイ「真子、大丈夫かな?」
幸「うん…」
真子が風邪で休んで
今日でもう三日が経っていた
インフルエンザではなかったが熱が高く
何日も
寝込んでるようだった
幸「お見舞い行こうか」
ケイ「お見舞い?」
幸「元気になるようにって会いに行くの
行こう、海斗も誘って、ねっ」
ケイ「うん!!」
放課後
海斗も誘って
真子のお見舞いに行く事にした
しかし海斗がいるはずの体育館に行って
みると…
幸「えっ…海斗、帰ったんですか?」
男子「なんか急用とかで」
幸「…そうですか」
ケイ「幸?」
幸「海斗、もう帰っちゃったって」
ケイ「…」
急用とかで
海斗が帰ってしまい
結局、真子のお見舞いは後日行く事にし
た
しかし
急用で帰ったはずの海斗だったが
学校を出て海斗が家に帰らず
真っ先に向かった場所
それは…
ピンポーン(インターホン)
海斗「…」
真子「…うぅ…はい…」
海斗「真子、俺、海斗だけど…」
真子「…海斗」