
私のオネエちゃん
第3章 ヤキモチ
幸「試合、始まるよ」
真子「しっかり応援しないとね」
恭平「…」
選手が入場し試合が始まった
メンバーのほとんどが三年、二年生だっ
たが
その中で一年生が一人
海斗だけが見事レギュラーに選抜され
活躍していた
幸「海斗~」
真子「海斗、頑張って!!」
海斗「うん」
恭平「…」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
試合は最初から
海斗のチームが優勢、リードをし前半が
終了
そして今は
試合の合間の休憩時間
真子「幸、私ちょっと下行って来る」
幸「海斗のとこ?」
真子「ううん、奈々先生のところ、試合
見に来てたみたいだから」
幸「わかった、私達ここにいるから」
真子「ありがとう、すぐ戻るから」
恭平「…」
試合を見に来ていた奈々先生に挨拶をす
る為
真子は恭平をその場に残し
一階へ降りて行った
奈々先生とは
臨時で来ていた先生で授業でも部活でも
色々な面でお世話になった
先生だった
恭平「…」
幸「真子の事、気になります?」
恭平「…少しね」
