
私のオネエちゃん
第3章 ヤキモチ
恭平「奈々先生って、どんな先生?」
幸「優しくて…時より厳しくて…みんな
から人気があった先生」
恭平「そうなんだ」
幸「真子は特に部活でお世話になってた
から…久しぶりに会えて嬉しいと思いま
す」
恭平「帰宅部かと思ってたけど部活して
たんだ」
幸「今はしてないですよ、ちょっと前に
事故に遭って辞めちゃったんです、陸上
部」
恭平「事故…」
幸「車の事故に巻き込まれて…そんなに
大きな怪我は負わなかったけど前みたい
に走る事は難しくなって…」
恭平「…」
初めて知る真子の過去
自分と離れていた間に真子の身に
そんな事が起きていたなんて驚きだった
が
それ以上に
それを自分に黙っていた事
昔は何でも話してくれていたのに
何故、そんな大事な事を話してくれなか
ったのか…
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真子「奈々先生!!」
奈々「川井さん」
真子「お久しぶりです」
奈々「久しぶり、元気にしてた?」
真子「はいっ!!」
