私のオネエちゃん
第2章 再会
恭平「これからよろしくね、真子」
真子「うん!!」
女装していたが
恭平はやっぱり恭平だった
あの笑顔も、優しさも出会った頃のまま
大好きだった、あの頃のまま少しも
変わっていなかった
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翌日から
新しい家族、四人で暮らし始めた
最初は少しぎこちなかったがニ、三日も
経つと慣れたもので
最初の頃に感じていた緊張は
なくなっていた
真子「遅刻遅刻」
恭平「おはよう、真子」
真子「おはよう」
恭平「真子、リボン曲がってる」
真子「えっ?あぁ…」
恭平「貸して」
真子「…」
急いで着替えたせいか
制服のリボンが少し曲がっていた
別段、気にするほどの事ではなかったが
「見だしなみは大事」
と
服の乱れに気がつくといつも
優しく直してくれた
恭平「はいっ、出来た」
真子「…ありがとう」
恭平「俺も今から出るから途中まで一緒
に行こう」
真子「うん」