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真子「お兄ちゃん…それって…」

恭平「もう寝よっか」

真子「えっ、あっ」

恭平「おやすみ」

真子「…おやすみなさい」



話しを遮るように
布団に入り眠ってしまった恭平
明日になれば何事もなかったように元通
りになると思われたが…



真子「お兄ちゃ…」

恭平「母さん、あのさ」

真子「…」



偶然？
それともわざと？
恭平は真子を避けるようになり
必要以上、話しかけたり接してくれなく
なっていた



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真子「はい、これお土産」

幸「ありがとう」

真子「…」

幸「お兄さんとなにかあった？」

真子「…幸」

幸「何？」

真子「…」



旅行中
恭平に言われた
恭平があんな風に女装するようになった
きっかけ、原因が自分にあると
言われた事
幸に話して相談して
一緒に悩んで考えて解決したかった
でも…



真子「…どうして」

幸「真子？」

真子「どうして…お兄ちゃんに話したの
事故で…陸上辞めた事…」

幸「…ごめん…でもあれはね…」