私のオネエちゃん
第7章 過去との決別
荷物を片付け
久しぶりに思い切り走って
完全に気持ちを吹っ切る事が出来た真子
しかし…
真子「うぅ~」
由美子「真子ちゃん、お粥作ったけど…
食べれそう?」
真子「…うぅ…はいっ…」
陸上と向き合い
ちゃんと決着を着けた事でホッとしたの
か
真子は翌日
熱を出して寝込んでしまった
それほど熱は高くなかったが大事をとり
今日は学校を休んだ
由美子「熱いから気をつけてね」
真子「ありがとう」
由美子「後でちゃんと薬飲むのよ」
真子「は~い」
少し心細かったが
由美子には他にやる事がある為
真子は布団に包まり一人で熱々のお粥を
食べた
真子「…熱っ」
熱のせいで
味はよくわからなかったが
熱々のお粥は真子の体を芯から温めてく
れた
真子「ご馳走様でした」
お粥を完食し
風邪薬を飲み布団に入った真子
布団の温かさと薬の効果なのか、真子は
いつの間にか
眠ってしまっていた