
私のオネエちゃん
第8章 告白の結末
幸「帰ってないといいけど…」
真子「…」
放課後
恭平に会う為
真子は幸と恭平が通う大学へ向かった
しかし大学内は
関係者以外、中には入れないし
もしかしたら、もう帰ってしまったかも
しれないが
しばらく大学の入口で
待ってみる事に
幸「もう帰っちゃったのかな…」
真子「…」
待ち続けて
かれこれもう一時間が経過していた
待ってる間に何度か携帯に電話してみた
が、相変わらず恭平が電話に
出る事はなく
もう帰ってしまったかと
諦めかけた
その時…
幸「真子!?お兄さん、出て来たよ」
真子「お兄ちゃん!?」
恭平「…!?」
真子「お兄ちゃん!!」
恭平「真子?」
待ったかいがあり
ようやく、恭平と会う事が出来た
不規則な生活をしているのか少し痩せて
いたが
元気そうだった
恭平「真子…どうして…」
真子「会いたくて…お兄ちゃんに会いた
くて、だから…」
女性「ごめん、恭平」
恭平「何やってたんだよ…」
女性「ちょっとね」
真子「…誰」
