
私のオネエちゃん
第8章 告白の結末
女性「私の告白断っといて…よくあんな
嘘がつけたものね…」
恭平「…ごめん」
女性「まあいいわ、じゃあ約束通り、男
紹介してね」
恭平「わかってるよ」
女性「良かった、それじゃあね~」
恭平「…」
真子には
彼女と紹介したが
本当は彼女でもなんでもない
彼女からの告白ははっきり断っていたし
彼女は仲の良い友達の
一人だった
しかし
そんな恭平の嘘を
真子が見抜けるはずもなく…
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幸「真子!?」
真子「…」
幸「真子!?ちょっ…待ってってば!!
どこまで行く気!?」
真子「えっ!?…あっ…あぁ…」
前を見ず
ただ、がむしゃらに歩き続け
何故か自分達が通う学校まで戻って来て
いた
夕方の時間ともなると人の姿は少なく
辺りは静かなものだった
真子「…」
幸「真子、少し話そっか」
真子「…うん」
幸「待ってて、ジュース買って来る」
真子「…ありがとう」
