私のオネエちゃん
第8章 告白の結末
父「お帰り」
由美子「お帰りなさい、恭平」
恭平「…ただいま」
真子「…」
恭平が家に戻り
その夜は久しぶりに家族四人で楽しく過
ごした
色々あったが、これで元通り
元の家族に戻ったと
思われたが…
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
それは
恭平が家に戻った
その翌日からの事だった…
由美子「あれっ、もう行くの?」
真子「うん、今日日直だから…行ってき
ます」
由美子「いってらっしゃい、気をつけて
ね」
恭平「…」
その日から
真子は恭平と一緒に登校しなくなった
同じバス、同じ方向だった為
時間が合う時は一緒に
登校していたが
真子は恭平への想いを断ち切るかのよう
に
少しずつ
離れていった
恭平「…俺も出るわ」
由美子「ちょっと待って!!」
恭平「何」
由美子「真子ちゃんから聞いたわよ!!
あなた、彼女が出来たんだって?」
恭平「…うっ…うん」
由美子「最近、男らしくなったと思って
たけど、そうだったのね」
恭平「…」