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私のオネエちゃん

第10章 両想い



真子「今度の日曜日、デートする事にな
ったんだ」

幸「デートか、良かったね」

真子「うん」



日曜日のデート
嬉しくて早速、幸に報告した真子
着て行く服や、どこに行くかなど話しは
尽きなかった



幸「楽しみだね」

真子「うん」

ケイ「何何、何が楽しみなの?」

真子「ケイ君、おはよう」

ケイ「おはよう」

幸「日曜日、真子がデートするの」

ケイ「デートって誰と?」

真子「誰って…あっ」

海斗「…」



予鈴ギリギリ
海斗が教室に入って来た
文化祭以来、何度か話しかけてはみたが
真子の言葉に海斗は反応を示さず
完全に
避けられていた



海斗「…」

真子「…」

幸「海斗とは?」

真子「あれ以来、全然…」

幸「そっか…」

ケイ「真子、海斗と喧嘩でもした?」

幸「違うよ、喧嘩はしてないよ」

ケイ「良かった」

真子「…」


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