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仮面な人たちの恋愛夢小説

第15章 狂おしいほど君と、(電)

「やっぱり耳はいいんだね」

わざとらしく耳元で水音を感じさせて彼女の理性を奪っていく。
徐々に立っていられなくなった彼女を、とうとう部屋へ連れ込んだ。
連れ込むなりいきなりベッドに座らされた状態で両手首を手錠で柵に繋ぎ、身動きを封じる。

「君が悪いんだからね?」

返す言葉もなくただ睨み付けた。
息を荒くしている彼女がそんなことをしても、今のウラタロスには逆効果だと気付いたのは彼女の下半身に手が置かれてからだった。

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