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仮面な人たちの恋愛夢小説

第16章 love music(K)

「妬いてくれてるんだな。嬉しいぞ」

音也は本当に嬉しそうに彼女を抱き締める。

『焼いてない!』

「むきになるところが妬いている証拠だ」

そう言った音也が突然笑い出す。すると当然のように怒りだした彼女に音也はやれやれと言った感じに抱き締めた。

「妬いてくれるくらい俺を愛してるってことなんだろう?そのくらい分かってる」

『だから違う…っ』

彼女は音也の問いに言葉を失う。それから次に音也に言われた言葉に彼女は何も言えなくなった。

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