仮面な人たちの恋愛夢小説
第16章 love music(K)
「俺はお前を愛してる」
音也の優しく甘い声が耳に心地いい。
流石の彼女も恥ずかしさを顔に出して、その姿に音也はフッと笑う。
「やっと素直になったか」
彼女の瞳が潤んでいるのに気づいた音也が正面から彼女を抱き締める。
「恐がることは何もない。お前が俺をどう思っていようが俺は俺の本能に従うだけだ。お前を愛している」
愛してる──その言葉は初めて聞いたものだった。
誰からも言われたことのない、甘く、つま先から頭のてっぺんまでを駆け抜ける様な感覚に彼女は音也を見張った。
音也の優しく甘い声が耳に心地いい。
流石の彼女も恥ずかしさを顔に出して、その姿に音也はフッと笑う。
「やっと素直になったか」
彼女の瞳が潤んでいるのに気づいた音也が正面から彼女を抱き締める。
「恐がることは何もない。お前が俺をどう思っていようが俺は俺の本能に従うだけだ。お前を愛している」
愛してる──その言葉は初めて聞いたものだった。
誰からも言われたことのない、甘く、つま先から頭のてっぺんまでを駆け抜ける様な感覚に彼女は音也を見張った。