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仮面な人たちの恋愛夢小説

第19章 happiness to god(K)

「君を素晴らしき青空の会の基地で見かけたんだが、何故あの場に君がいたんだ」

名護の直球な問いかけに黙り込む彼女。名護は小さく溜め息をついた。

「答えなさい」

いつもながらに上から目線の名護に彼女はひとこと。

『名護さんのこと、もっと知りたかったから』

彼女の言葉に名護の眉がピクリと動く。その時だった。突然彼女の携帯にファンガイアが現れたとの連絡が入る。
不意に立ち上がった彼女を名護は止めた。

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