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仮面な人たちの恋愛夢小説

第20章 赤い殺戮・赤い記憶(鎧)

「これで今度から少しは赤いものが見られそうだな」

『はい。最初に見た赤いものが主任のネクタイで良かった‥』

笑顔の彼女に貴虎は思わず目線を反らす。

「弱ったな‥君にそういう顔をされるとどうも理性が…」

『えっ…?』

目を丸くする彼女。貴虎はそんな彼女に対し、やむなく目線を戻した。

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