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仮面な人たちの恋愛夢小説

第22章 男装と秘密と愛のバース(O)

翌日、彼女は少しご機嫌だった。

「何かいいことでもあったのか?」

『まぁ、ちょっと‥な』

後藤の問いかけにふと彼の背後を見る彼女。
そこにはいつも通りセルメダル入りのタンクを担いだ伊達の背中があった。
振り向く伊達を見た彼女は、笑顔の代わりに敬礼を送った──

男装と秘密と愛のバース END

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