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仮面な人たちの恋愛夢小説

第25章 愛するということ、(電)

はっ、となったテディが彼女を見ると彼女は答えた。

『ありがとうテディ。大好き‥』

「好き…か」

少し照れた様子のテディはそれから優しく彼女を抱き寄せるとそのまま強く抱き締めた。

「こういうことをするのも、愛があるからなのだろうか…?」

『うん…そうね』

「そうか。愛…だな」

ぎゅっと抱き締めたその手は暖かくて、彼女は表情が思わずほころぶ。

「幸太郎には暫く秘密にしておこう」

テディのちょっと意地悪な発言は、良太郎たちといる幸太郎の鼻をくすぐった──

愛するということ、END

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