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仮面な人たちの恋愛夢小説

第26章 白い羽根に包まれて、(電)

彼女は夢を見ていた。
暖かな日差しを受け、舞い降りる無数の真っ白な羽根。
その光景は美しすぎて一人で見るのには勿体ない。
そう思っていた彼女の隣には一人の男が立っている。

「姫」

彼女をそう呼ぶ彼。
優しい声はやがて闇の中へと消えていく…。
そんな夢を、彼女は度々見るようになっていた。

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