仮面な人たちの恋愛夢小説
第6章 喧嘩する程仲がいい(電)
『あのさ!』
「何だよ」
『‥守ってくれてありがとう』
「当たり前のことしたまでだっ」
何処かちょっと照れ臭そうにしているモモタロス。
月魅はそんなモモタロスの態度を勘違いして噛みつく。
『何だよ!人がせっかくお礼言っているのに!』
「いいじゃねーか別によォ!」
『良くない!何か他に言い方ないわけ?!』
「だぁー!っるせえ!黙っとけメガネ!!」
『メガネっていうっ‥』
いいかけた月魅を止めたのはモモタロスだった。
モモタロスはギュッと月魅を腕の中に閉じ込める。
「メガネって言われたくなかったら俺の傍にいろよな」
『わけ‥わかんない』
「分かれよバカっ」
『わかんないっての!』
「だーかーらー!‥その‥」
『何よ』
「‥好きなんだよ」
『はっ…』
「好きだから傍にいろってんだよバカメガネ!」
『な…っ』
モモタロスの顔がいつも以上に赤い。
月魅も赤面まっしぐらだ。
「顔あけぇーぞ」
『う、うっさいやい!』
「へへっ‥」
不意に、月魅の頭を撫でるモモタロス。
月魅は恥ずかしさのあまり下を向く。
『バカモモ‥』
「なんだよ?月魅」
『突然名前で呼び出すなぁ!』
「じゃあメガネ」
『断るッ!』
「じゃあ月魅な」
さっきより優しく頭を撫でてくるモモタロスは、いつものモモタロスと違う気がした月魅。
意地を張って恥ずかしがりながらも何処な嬉しそうにしている。
「一緒に寝るぞ」
『え、ちょっ‥』
ベッドに倒れ込んだ二人。モモタロスは月魅をホールドし、満足そうに寄り添って眠りにつく。
月魅は呆れながらもモモタロスの寝顔の可愛さに折れてそのまま眠りに落ちた。
『おやすみ、モモ』
不意に、モモタロスの寝顔が嬉しそうに笑った──
喧嘩する程仲がいい END
「何だよ」
『‥守ってくれてありがとう』
「当たり前のことしたまでだっ」
何処かちょっと照れ臭そうにしているモモタロス。
月魅はそんなモモタロスの態度を勘違いして噛みつく。
『何だよ!人がせっかくお礼言っているのに!』
「いいじゃねーか別によォ!」
『良くない!何か他に言い方ないわけ?!』
「だぁー!っるせえ!黙っとけメガネ!!」
『メガネっていうっ‥』
いいかけた月魅を止めたのはモモタロスだった。
モモタロスはギュッと月魅を腕の中に閉じ込める。
「メガネって言われたくなかったら俺の傍にいろよな」
『わけ‥わかんない』
「分かれよバカっ」
『わかんないっての!』
「だーかーらー!‥その‥」
『何よ』
「‥好きなんだよ」
『はっ…』
「好きだから傍にいろってんだよバカメガネ!」
『な…っ』
モモタロスの顔がいつも以上に赤い。
月魅も赤面まっしぐらだ。
「顔あけぇーぞ」
『う、うっさいやい!』
「へへっ‥」
不意に、月魅の頭を撫でるモモタロス。
月魅は恥ずかしさのあまり下を向く。
『バカモモ‥』
「なんだよ?月魅」
『突然名前で呼び出すなぁ!』
「じゃあメガネ」
『断るッ!』
「じゃあ月魅な」
さっきより優しく頭を撫でてくるモモタロスは、いつものモモタロスと違う気がした月魅。
意地を張って恥ずかしがりながらも何処な嬉しそうにしている。
「一緒に寝るぞ」
『え、ちょっ‥』
ベッドに倒れ込んだ二人。モモタロスは月魅をホールドし、満足そうに寄り添って眠りにつく。
月魅は呆れながらもモモタロスの寝顔の可愛さに折れてそのまま眠りに落ちた。
『おやすみ、モモ』
不意に、モモタロスの寝顔が嬉しそうに笑った──
喧嘩する程仲がいい END