仮面な人たちの恋愛夢小説
第7章 約束のドラゴン(W)
晴人は夢を見ていた。
その夢には、真っ白い空間に白装束の顔は光で遮られて見えない一人の少女を呼ぶと、振り向いた少女の背後には自分の中にいるドラゴンと似たような幻想が見えた。
そのドラゴンは白く眩い光で覆われていて、その光はまるで少女を守るかのような優しい光だった。
「‥‥はっ…」
目が覚めた晴人。
悪い夢では無いが、あまり見ない夢だったので晴人は不思議な気持ちでいっぱいだった。
「ちょっと出てくるわ」
『行ってらっしゃい』
コヨミに見送られ、晴人は外へ出た。
外へ出た晴人は指輪を使って偵察軍を散らばらせた。
それからバイクを走らせる晴人。
「ん?あれは‥」
前方に見える透明な光を視界に捕らえた晴人は気になってそれを追うことに。
それから晴人を乗せたバイクは森の奥へ。
不意にその光は途中で消え、辺りには生い茂る緑だけが視界に入った。
ふと見上げた先に、古い洋館が建っていた。
晴人は引き付けられるように洋館へと脚を向けた。
「あ‥‥」
洋館に入った晴人は、先程まで追っていた光をまた見つけ、再び追うことに。
光を追って行くと、一番奥の一際光が強く濡れている部屋に辿り着いた晴人。
追って来た光はその部屋の中へと入って行った。
晴人は一瞬躊躇うも、扉を開いた。
「え‥‥」
晴人の瞳に映るのは、分厚い本を読んでいる白装束の少女。
顔は深々と被られたフードで見えない。
そう‥今晴人が目の前にしているのは、夢で見たあの少女だった。
『操真晴人‥』
「どうして俺を?」
『白い魔法使い‥』
「白い魔法使い!?‥お前は白い魔法使いの仲間か?」
『私はあの方の使いの者。仲間などというものではない』
「使いの者ってことは、俺に何か用でも?」
『私のシルバーがお前のドラゴンと会いたいと言っている』
「シルバー?」
『私の中のドラゴンだ』
目を見開く晴人。
晴人は自分の中のドラゴンに問い掛けたが、ドラゴンは答えてはくれない。
その夢には、真っ白い空間に白装束の顔は光で遮られて見えない一人の少女を呼ぶと、振り向いた少女の背後には自分の中にいるドラゴンと似たような幻想が見えた。
そのドラゴンは白く眩い光で覆われていて、その光はまるで少女を守るかのような優しい光だった。
「‥‥はっ…」
目が覚めた晴人。
悪い夢では無いが、あまり見ない夢だったので晴人は不思議な気持ちでいっぱいだった。
「ちょっと出てくるわ」
『行ってらっしゃい』
コヨミに見送られ、晴人は外へ出た。
外へ出た晴人は指輪を使って偵察軍を散らばらせた。
それからバイクを走らせる晴人。
「ん?あれは‥」
前方に見える透明な光を視界に捕らえた晴人は気になってそれを追うことに。
それから晴人を乗せたバイクは森の奥へ。
不意にその光は途中で消え、辺りには生い茂る緑だけが視界に入った。
ふと見上げた先に、古い洋館が建っていた。
晴人は引き付けられるように洋館へと脚を向けた。
「あ‥‥」
洋館に入った晴人は、先程まで追っていた光をまた見つけ、再び追うことに。
光を追って行くと、一番奥の一際光が強く濡れている部屋に辿り着いた晴人。
追って来た光はその部屋の中へと入って行った。
晴人は一瞬躊躇うも、扉を開いた。
「え‥‥」
晴人の瞳に映るのは、分厚い本を読んでいる白装束の少女。
顔は深々と被られたフードで見えない。
そう‥今晴人が目の前にしているのは、夢で見たあの少女だった。
『操真晴人‥』
「どうして俺を?」
『白い魔法使い‥』
「白い魔法使い!?‥お前は白い魔法使いの仲間か?」
『私はあの方の使いの者。仲間などというものではない』
「使いの者ってことは、俺に何か用でも?」
『私のシルバーがお前のドラゴンと会いたいと言っている』
「シルバー?」
『私の中のドラゴンだ』
目を見開く晴人。
晴人は自分の中のドラゴンに問い掛けたが、ドラゴンは答えてはくれない。