仮面な人たちの恋愛夢小説
第7章 約束のドラゴン(W)
『人肌を感じたのは、お前が二人目だな‥』
「どういう事だ?」
『いや、何でもない』
首を傾げる晴人。
気付けば元の空間に戻っていた。
変身を解除する晴人。
何処からともなくあの声が聞こえた。
「桃魅」
『魔法使い様‥』
近くの影から現れたのは白い魔法使い。
桃魅は白い魔法使いの姿を確認するとフードを被り直し、立て膝をつく。
「シルバーを彼とそのドラゴンに会わせたようだな‥」
『はい。私の意志で…』
「そうか…君も魔法使いの端くれ、良くシルバードラゴンの力を引き出せたものだ」
『操真晴人のお蔭です』
「操真晴人、ファントム退治の調子はどうかな?」
「なかなかだ。仲間も手伝ってくれてるし」
「仲間…か、その調子で頑張ってくれたまえ」
「ああ」
「私は帰るが、君はまだ彼といるといい。仲間にも会ってきなさい」
『はい』
桃魅の頭を撫でる白い魔法使い。
晴人はそれを見て少し違和感を覚える。
桃魅は晴人がまだ見たことのない優しい笑みを、白い魔法使いには見せていた。
その後、白い魔法使いはいつもの様に姿を消した。
「来るか?俺の仲間に逢いに」
『あの方にも言われた。ついていく』
頷いた晴人はバイクに跨がりその後ろに乗る桃魅。
二人は面影堂へと向かった。
「どういう事だ?」
『いや、何でもない』
首を傾げる晴人。
気付けば元の空間に戻っていた。
変身を解除する晴人。
何処からともなくあの声が聞こえた。
「桃魅」
『魔法使い様‥』
近くの影から現れたのは白い魔法使い。
桃魅は白い魔法使いの姿を確認するとフードを被り直し、立て膝をつく。
「シルバーを彼とそのドラゴンに会わせたようだな‥」
『はい。私の意志で…』
「そうか…君も魔法使いの端くれ、良くシルバードラゴンの力を引き出せたものだ」
『操真晴人のお蔭です』
「操真晴人、ファントム退治の調子はどうかな?」
「なかなかだ。仲間も手伝ってくれてるし」
「仲間…か、その調子で頑張ってくれたまえ」
「ああ」
「私は帰るが、君はまだ彼といるといい。仲間にも会ってきなさい」
『はい』
桃魅の頭を撫でる白い魔法使い。
晴人はそれを見て少し違和感を覚える。
桃魅は晴人がまだ見たことのない優しい笑みを、白い魔法使いには見せていた。
その後、白い魔法使いはいつもの様に姿を消した。
「来るか?俺の仲間に逢いに」
『あの方にも言われた。ついていく』
頷いた晴人はバイクに跨がりその後ろに乗る桃魅。
二人は面影堂へと向かった。